タケシマ ツヨシ
  竹島 毅   外国語学部 中国語学科   教授
■ 標題
  『「兼語文」の範囲と問題点』
■ 概要
  “我派他去”のような文は、前の動詞“派”の目的語である“他”が、後ろの動詞“去”の主語を兼ねているという見地から「兼語文」と呼ばれるが、その範囲をどう捉えるかについて、従来から教える側に種々の不一致が見られ、ひいては学習者の理解を混乱させている事実を無視できない。そこで本稿では、そもそも「兼語文」なる文法用語自体に問題がないであろうか、また、その範囲を果たしてどこまでとすべきかなどを、数多くの例文について検討した。
  単著   大東文化大学紀要(人文科学)第33号      1995/03


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