ナカジマ マサト
  中島 正人   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  『『経済政策の形成過程』柏崎利之輔編著第2章「政府規模の変化と利益集団」柏崎利之輔、中島正人、東條隆進、江川美紀夫、浅野克巳、植村利男、小林逸太、鉢野正樹、樋口清秀、大庭治夫、井上 隆、大西健夫』
■ 概要
  政府規模の変化の問題は、しばしば、なぜそれが拡大するのかという観点から論じられる。しかし真に明らかにすべきは政府はどんな条件の下で拡大し、どんな条件の下で縮小するのかということである。本稿ではそのような問題意識の下にまず、市場の失敗論、投票者モデル、不完全情報に基づく議論を概観し、その意義と問題点を整理している。そしてそれらの問題点を克服しうる可能性あるものとしてG.S.ベッカーに代表される利益集団モデルに注目、検討している。
  共著   文真堂      1990/06


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