ナカジマ マサト
  中島 正人   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  『翻訳ダグラス・C・ノース『文明史の経済学財産権・国家・イデオロギー』』
■ 概要
  ノースは、アメリカ経済史学会の泰斗であるが、近年は経済史における制度の重要性を強く主張し、制度変化の理論の構築を推し進めている。本書は、そうした彼の研究の1981年時点での総括とも言えるものである。理論編と歴史編に分かれているが、前者では財産権の理論、公共選択論などの経済諸理論を摂取しつつ、彼なりの分析枠組みを提示しており後者では農業の始まりから現代に至るまでの時代を対象に、その枠組みの適用を試みている。
  単著   春秋社      1989/04


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