ナカジマ マサト
  中島 正人   経済学部 社会経済学科   教授
■ 標題
  『翻訳R.ツィントル『ハイエクとブキャナン-個人主義秩序理論の再検討-』第2部(第3章~5章)担当井上 孝、古賀勝次郎、中島正人』
■ 概要
  ブキャナンとハイエクの理論体系を内在的に批判することを通じて個人主義秩序理論の再構築を目指したものである。概念の整理、論証の様式などが包括的に論じられる第1部に続いて、第2部では、ブキャナンの個人主義的合理主義的契約理論がその主張を論理的に貫通しえないこと、しかしにもかかわらずその理論には意義があることが明らかにされ、第3部ではハイエクの理論が自由と言うよりも進歩という基準に依っており、自由主義と進歩の基準は切り離すべきであると主張される。
  共著   行人社      1991/08


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