タカオ ケンジ
  髙尾 謙史   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  円錐曲線と三位一体-ラキュリア論のために
■ 概要
  バランシュを中心とするリヨンの神秘派を19世紀末パリの芸術・文学・思想に結びつける上で大きな役割を果たした存在であり、また、19世紀前半のファーブル・ドリヴェやオエネ・ヴロンスキーなどの神秘思想と世紀末オカルト・シーンとのあいだを橋渡しする神秘学者でもあったラキュリア神父(1806-1890)の思想の核にある三位一体論を、主著『存在の調和』の円錐曲線論に沿いながら検討し、その抽象的議論を根本で支える生きいきとした直観を探りだした。
  単著   大東文化大学紀要第35号      1997/03


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