ロク シャクシュン
  鹿 錫俊   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  「板挟みの中の模索:中国国民政府対日政策の研究(1931~1933)」
■ 概要
  国民政府の対日政策に焦点を当て、1931~1933年間における次の問題点を究明することを目的とした。即ち、①満州事変を巡る国民政府の対応、②塘沽停戦協定に至るまでの国民政府の対日政策の変遷過程、③塘沽停戦協定後に確定された国民政府の「救国大計」の中身と性格、④「日中問題の世界化方針」と「日中紛争の国際的解決原則」という抗日外交戦略の初期形成とその試行、⑤日中関係におけるソ連及びその他の第三国要因、⑥中国共産党の対応を始め、国民政府の対日政策に影響を与えた中国の国内政治の諸要因。(全309頁)
  単著   一橋大学に提出した博士学位論文。      1998/03


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