ロク シャクシュン
  鹿 錫俊   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  「満洲事変期における中国の対ソ政策」
■ 概要
  満洲事変期における中国の対ソ政策を、当時の実際の状況とそこにおかれていた当局者自身の認識・対応に基づいて検証。①ソ連ファクターを全面的に警戒し、それとの関わりを回避しようとした第一段階、②ソ連ファクターのマイナスの面を警戒しながら、そのプラスの面を評価し、積極的に利用しようとした第二段階、③対日妥協政策の確定と合わせて、対ソ冷淡に転じた第三段階という三段階論を提示した。
  単著   ロシア史研究会・『ロシア史研究』第78号   46-59頁   2006/05


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