アジロ アツシ
  網代 敦   文学部 英米文学科   教授
■ 標題
  「フィロロジストJ.M. Kemble(3)」
■ 概要
  KembleはJacob Grimmとの間に頻繁な書簡のやり取りを行っている。その書簡の中から、彼がどのような経緯を通しBeowulfEditionを編纂する構想を練っていったかを、個々の書簡の内容に触れながら探った。この後で、彼のBeowulfの初版と第二版に関して、Earle、Skeat、Tinker、Kelly、Hallらの評価を検討した。改善された第二版は次の店が価値あるものとして認められる。本文提示の正確さ、グロッサリの充実、フィロロジカルな観点から難解な部分を解明した本文中の有用さなどである。
  単著   Asterisk: A Quarterly Journal of Historical English Studies (イギリス国学協会編)   vol.IX(No.1),30-39頁   2000/03


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