アジロ アツシ
  網代 敦   文学部 英米文学科   教授
■ 標題
  「イギリスの文献学(フィロロジー)と文献学者(フィロロジスト)-その2」
■ 概要
  32号から引き続いての論考。近年、フィロロジーがどのような立場に置かれているかをlinguisticsの観点から批判を交えながら述べ、言語と文学の統合における研究の立場を再確認した。特に1990年に刊行された『フィロロジーについて』(On Philology)という論文集で取り扱われた先のフィロロジーの見解が、イギリスの伝統的な文献学に通じることを認識し、イギリスの文献学者の業績を史的に追うことの出発点として、古英語期のウィンチェスターグループのエゼルウェルドとエルフリックの仕事について論述した。
  単著   大東文化大学英米文学論叢第33号   (99-110頁)頁   2002/03


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