カトウ ヒロアキ
  加藤 普章   法学部 政治学科   教授
■ 標題
  「カナダ先住民の自治政府論-なぜ自治政府への要求か」
■ 概要
  1982年カナダ憲法の改正により、先住民の自治政府への要求がより現実的で具体的な課題となった。この論文では、なぜこうした要求が出現し、どのような政策的対応があるかを検討した。先住民だけでなくカナダ政治と人種・民族集団の関係を理論的に整理したうえで「先住民自治政府論」を分析した。カナダの事例が他の先進国にとって、1つのモデル=解決策を提示する、という点で今後も注目する必要があろう。(28ページから49ページ)
  単著   『大阪経済大学論集』第 183号      1988/05


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