アライ　アキオ   荒井　明夫   文学部 教育学科   教授

■ 標題   明治20年代初頭における中学校設立をめぐる「公共」観の展開－福島県会津中学校を事例として－

■ 概要   明治10年代から20年代にかけての時期は、日本の国家体制が天皇制国家体制へと一元化される時期である。明治10年代に天皇制国家とは異質な国家体制を志向した自由民権運動は、それ故に天皇制公教育とは最もラディカルに闘争・敵対した。その民権運動が、役割を変え、天皇制国家を、逆に、地域から支えていくプロセスを中学校設立に即して明らかにした。   単著   『日本の教育史学第31号』（教育史学会発行）      1988/10

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