ナカザワ ノリコ
  中澤 紀子   文学部 英米文学科   教授
■ 標題
  (言語学的エッセイ)音で遊ぶ:ビアトリクス・ポターとマザーグースのうた
■ 概要
  ビアトリクス・ポターは、「マザーグースのうた」とも呼ばれるナーサリー・ライムをその作品の中に多く登場させている。このエッセイでは「マザーグースのうた」の‘Humpty Dumpty’のように、ポターも押韻と反復によるリズミカルな名前の付け方を用いて音遊びをしていることに注目した。具体的にはNinny Nanny Netticoatという謎掛け歌の主人公の名前などを音声学的に分析した。
 また、『ピーターラビットのお話』の主人公のPeterという名前も、音象徴の点から見ると、実に巧みな名前の選択をしていることがわかった。

  単著   大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館 NEWSLETTER   ビアトリクス・ポター資料館広報部会   16,3-3頁   2019/02


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