ナカザワ ノリコ
  中澤 紀子   文学部 英米文学科   教授
■ 標題
  「英語学研究と伝承文化研究の接点―ひとつのパースペクティブ」
■ 概要
  純理論的な英語学的構文研究と文化・文学的な伝承文化研究は、ともすれば全く別の研究分野と見なされ、両者を有機的に結びつけるようなパースペクティブを持った研究は余り行なわれてこなかった。そこで、本稿では、両者を結びつける試みのひとつとして、筆者自身の理論的・実証的研究を「英語学研究と伝承文化研究の双方向性」としてこのパースペクティブの中で位置づけ、その意義と展望について論じた。その中で特に、従来、文法研究の資料としてはほとんど利用されて来なかったナーサリー・ライムを文法研究の資料として用いることの妥当性について具体的根拠を挙げて論じた。
  単著   大東文化大学紀要第45号(pp.301-308)      2007/03


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