サワダ マサヒロ
  澤田 雅弘   文学部 書道学科   教授
■ 標題
  「焦循『里堂道聴録』所録の南北書派論・北碑南帖論について」
■ 概要
  阮元の「南北書派論」「北碑南帖論」の両論は、書学に一大革命をもたらした画期的論文であったにもかかわらず、その起草年は明らかでなかった。稿者は、焦循の稿本『里堂道聴録』に、起草年時の「南北書派論」「北碑南帖論」が収録されていることに気づき、その起草年を明らかにするとともに、阮元の詩文集『#0362#経室集』原刊本の両論との対校を通して、起草年時から『#0362#経室集』収録の間に、両論の重要な論点である東晋書法観に大きな変化があったことなどを指摘した。 25~41頁
  単著   書学書道史研究(書学書道史学会)第13号      2003/09


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