サワダ マサヒロ
  澤田 雅弘   文学部 書道学科   教授
■ 標題
  北朝墓誌の刻について-元毓墓誌と元昉墓誌-
■ 概要
  北魏の河陰の変において同日に殺害され、同日に同墓葬区に葬られた兄弟元毓・元昉の両誌の字蹟を検討し、①両誌の書者は趙万里の指摘のとおり同手であること。②元毓墓誌の主たる刻法はA・Bの二種、元昉墓誌の主たる刻者の刻法はC・Dの二種であり、AとC、BとDはそれぞれ同一刻保持者の別手であること。③またAのうち一部の刻法bは、Dと同手である可能性があることの結論を得て、鐫刻分担組織上の問題を発掘した。(18年度科研・萌芽研究の成果の一部)
  単著   群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編 第56巻      2007/02


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