ナカイ ムツミ
  中井 睦美   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  生命の進化から子どもの教育を考える-いのちの来た道をたどる子育て。
■ 概要
  著者:中井睦美。ヒトは他のほ乳類からみても、極めて未熟児の状態で子どもを出産すると言われ、子育てにかかる時間が長い生物であると言われている。また個体発生は系統発生を繰り返すという傾向は、子どもが幼児へと成長する過程にも一部見られるとも言われている。著者は、子どもの教育に就いて、生命は遺伝子の伝達と環境の影響と双方の影響で進化してきたわけで、個体の成長(子どもの成長)にも遺伝子と環境の双方の影響があるわけで、それを考える際、ヒトの進化を無視した無理な環境設定は正常な個体発生を導かないと考えている。その内容に就いて、大東文化大の教育学科の学生を対象に、まとめた文章である。
  単著   大東文化大学教育学会誌、No.31、8-14   (31),8-14頁   2008/03


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