ナカイ ムツミ
  中井 睦美   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  せんだん帯にともなう古地磁気方位および岩石磁気異方性の変化。
■ 概要
  著者:中井睦美。南極昭和基地南方のルンドボークスヘッタから採取されたせんだん帯をともなう片麻岩の試料から1cm径のコアをせんだん帯の両側、およびせんだん帯にそって抜き、振動型磁力計を用いて、帯磁率、残留磁化、帯磁率異方性、保磁力異方性などについて調査をおこなった。その結果、せんだん帯の中では、構造運動時に古地磁気は再磁化されたことが予想され、その際、粒子の細粒化などにより、保磁力が上昇するが、現岩より異方性の大きさが低下することがわかった。
  中井睦美
  単著   大東文化大学紀要、自然科学   (46),1-8頁   2008/03


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