スズキ ヒロノリ
  鈴木 敬了   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  “The Influence of Alliteration on the Word Order of Modal and Non-Finite Verbs in Genesis A”
■ 概要
  本論では他の古英語頭韻詩にも Beowulf と同じような頭韻の影響が見られるかをGenesis Aを資料に調査した。その結果Beowulf同様、従属節における頭韻パターンがMV/VM語順の決定要因として重要な作用をしていることが判明した。すなわちM、Vの要素が半行内で共起し、かつVのみが頭韻する場合には必ずVM語順をとり、一方、頭韻パターンがそれと異なるか、あるいは半行を超えてM、Vの要素が現れる場合は100%近くMV語順が見られることが判明した。
  単著   日本英語表現学会編「英語表現研究」第20号   pp.29-38頁   2003/06


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