スズキ ヒロノリ
  鈴木 敬了   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  “The Influence of Alliteration on the Word Order of Modal and Non-Finite Verbs in Andreas”
■ 概要
  本論では他の古英語頭韻詩にもBeowulfと同じような頭韻の影響が見られるかについてAndreasを資料に調査した。その結果Beowulfと同様、従属節における頭韻パターンがMV/VM語順の決定要因として重要な作用をしていることが判明した。すなわちVのみが半行内でMと共起するときは必ずVM語順となり、それ以外の頭韻パターンや共起範囲では常にMV語順をとっている。これらの事実はBeowulfで見られる傾向が古英語頭韻詩全体に当てはまる可能性を示唆している。
  単著   奥羽大学文学部紀要第14号   pp.35-43頁   2002/12


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