イワサワ カツヒコ
  岩澤 勝彦   経済学部 現代経済学科   教授
■ 標題
  「It存在文の存在について」
■ 概要
  認知言語学によって明らかにされつつあるように、英語の数々の構文は、意味の細部を表現し分けるための体系を発達させている。そのため、構文ごとに、表現しうる内容が一定の範囲に限られる傾向がある。表現される意味内容は、構文のゲシュタルトと結びついていると考えられる。このような視点から英語の存在構文の体系を調べた結果、命題内容の存在を表すit存在文が存在しており、固有の存在概念を表すらしいことが判明した。
  単著   開拓社 安井稔博士古稀記念論文集編集委員会編『現代英語学の歩み』p.24~p.31      1991/11


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