イワサワ カツヒコ
  岩澤 勝彦   経済学部 現代経済学科   教授
■ 標題
  「中間構文と動詞的単位」
■ 概要
  This book reads like a novel. のように、動詞が能動態でありながら受動的な意味を表す構文(中間構文)には、他の類似の構文にはみられない数々の特徴がある。例えば、眼前描写に用いることができないとか、難易の概念と結びつく副詞を伴わなければならない、などである。これらの特徴は、文の論理形式における動詞的単位の内部に痕跡が含まれているという点に着目することによって、統一的な説明が与えられることが示された。
  単著   和歌山大学経済学会『経済理論』第212号   p.18~p.34頁   1986/07


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