イワサワ カツヒコ
  岩澤 勝彦   経済学部 現代経済学科   教授
■ 標題
  「遊離数量詞の叙述性と述語焦点化機能」
■ 概要
  英語による伝達に際しては、一番伝えたい点(焦点)が紛れなく相手に伝わるように、その箇所をマークすることがある。英語においてこれを統語的に行う手段には、分裂文、提示構文等の構文や、even、only等の副詞がある。本稿は、三つめの焦点明示手段として、遊離数量詞があることを論じたものである。焦点明示という観点を取り入れることによって、遊離数量詞の可否を数量詞の意味から予測できることが明らかとなった。
  単著   日本英文学会『英文学研究』第65巻第1号p.75~p.87レフェリー制有      1988/09


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