ワタナベ トミエ
  渡部 富栄   スポーツ・健康科学部 看護学科   特任准教授
■ 標題
  翻訳 原著者名:M.Vaiimoradi, M.Salsali & P.Marck
邦訳の表題:「患者安全:安全なケアを提供する看護学生の考え方と看護教育の役割」
(原語の表題:Patient safety: nursing students’ perspectives and the role of nursing education to provide safe care)
■ 概要
  (原著論文掲載誌:INR 2011: 58(4): 434-442)
この論文は、イランで看護学生に医療安全の考え方を内部化させるために、目的サンプリングを用いて17人の看護学生に対して質的半構造化面接を行い、コンテント分析を行った結果を記している。「患者の安楽としての安全」、「十分な知識と経験がないこと」、「医療安全の原則と価値観を内部化させること」、「患者に人道的アプローチをとること」、「職場で継続的に実践すること」というテーマが特定された。看護教育の設計に際しては、医療安全の理論だけでなく、看護実践での安全の知識とコンピテンシーの活用力を高める戦略を立てる必要がある。

  単著   『インターナショナルナーシングレビュー157号』   日本看護協会出版会   35(4),28-37頁   2012/06


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