ワタナベ トミエ
  渡部 富栄   スポーツ・健康科学部 看護学科   特任准教授
■ 標題
  連載「ブースから見える世界④ 和製英語コ・メディカル再考」
■ 概要
  日本で多用されてきた「コ・メディカル」という言葉は和製英語で、英語話者には伝わらない。昭和55年頃のチーム医療への注目とともに広がってしまった。日本人が外来語をカタカナ語にして重要な意味を持つものをして多用したがるのは明治維新からの傾向であるが、これもまたその一例である。日本癌治療学会など、この言葉の使用を自粛する動きがある(意味が不明瞭で、英語のcomedyを連想させ、医師とそれ以外の医療職を分断させるという理由)。看護師もこの言葉を使わない方がよい。看護職が自らの仕事を守り育てていくためにどのような言葉を選択していけば良いのかを提案した。
  単著   『インターナショナルナーシングレビュー日本版』   日本看護協会出版会   35(5),100-101頁   2012/10


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