オオシマ ヨシロウ
  大島 吉郎   外国語学部 中国語学科   教授
■ 標題
  『石點頭』に“嗎”はあるか
■ 概要
  語気助詞“嗎”の初出をめぐっては、従来太田辰夫博士の指摘である『紅楼夢』からと考えられてきたが、異説も現れるようになってきた。崔山佳(1996)、孫信錫(1999)は明末の小説『石點頭』から用例を挙げるが、葉敬池本に“嗎”は見えない。よって資料の性質を見誤った結論であることを論証し、排印本に基づく研究の危険性を指摘する内容となっている。A5版、全11頁。
  単著   大東文化大学語学教育研究所『語学教育研究論叢』第19号      2002/03


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