ヤマシタ ハルコ
  山下 東子   経済学部 現代経済学科   特任教授
■ 標題
  自給率のマジック(連載 魚の経済学)
■ 概要
  経済セミナーに2008年度全11回連載の7回目。魚介類の自給率は2007年62%となり、この勢いなら2017年の数値目標65%を前倒しで達成できそうである。しかし率の上昇は国内生産量の縮小幅(分子)を国内消費仕向量の縮小幅(分母)が上回ったために生じており、手放しで喜ぶほどのものではない。若い世代の日本人は魚を食べなくなってきているが、それでも日本の年間一人当たり魚介類消費量約60kgは事実上世界一の水準にある。
  単著   経済セミナー10月号(No.642)   日本評論社   50-55頁   2008/10


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