カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「保育所という場・空間からの出発-子どもの視座からの保育所再考の試み-」
■ 概要
  学会誌/レフェリー有
教育要領や保育指針は、“環境による教育”を改善の視点の一つに打ち出している。だが、園内の人的・物的環境という子どもの身近な環境を捉える以前に、子ども達は集団生活の場にやって来るというだけで、もうすでに環境の変化に対し何らかの適応をし出している。これから目指す保育を子どもの視座からスタートしようとするなら、子ども達が、保育所や幼稚園という入れ物としての集団の場そのものをどんなふうに感じ、捉えているのか、問い直してみる必要がある。このように考え、私が実践に参与する中で出会った事例をもとにこの問題を考察した。B5版、総頁数306頁中16頁。

  単著   日本保育学会「個性と保育-保育学年報1990年版-」(日本保育学会/フレーベル館)p.161~176      1990/12


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