カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「『思いやり』-見る側の問題として捉える」
■ 概要
  どういう時に思いやりがある(ない)と捉えるかは見る側の問題であり、そう捉えた「私」のその時の思いやり観が、どんなものなのかが自覚的に捉えられて初めて、その時の子どもの思いとしてはどうだったのかということとの間での検討も可能になる。その検討のプロセスは、保育者が子どもをより深く理解するプロセスでもある。子どもの側から言えば、思いやってもらう体験をすることになる。ただ、ひとりで自覚化し検討していくことは限界があり、多様な他者の見る目の中で可能になる。B5版、総頁数68頁中6頁。
  単著   全国国公立幼稚園長会事務局「じほう部」、「幼稚園じほう」第23巻第7号 p.11~16      1995/10


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