カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「子どもの表現と保育」
■ 概要
  子どもの発達を見る視点としての領域「表現」について考察した。
保育の場で、子どもはどのように自分を表しているかを事例の中に探ると、保育者は<からだが語ることば>というスタンスに立ち、保育の流れの中で子どもの行為の意味を考えながら表現を理解することが大切であることに気づかされる。
また、共に生活する大人が子どもの何気ない表しを子どもの内なるものの表現と見ることで、子どもは大人に自分を受け止めてもらっていることを知り、表現において "おしゃべり"になる。この応答性がないと、子どもは表現の型だけを身につけていくことになりやすい。B5版、総頁数148頁中27頁。

  単著   新潟中央短期大学暁星論叢 第26号   p.105~131頁   1990/06


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.