カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「時間外保育に関する一考察」
■ 概要
  保育所の機能がより多様化していくことが求められているが、時間外保育が子どもにとって何なのかをある女児の事例に探った。母親との関係、仲間への興味・関心と仲間意識、状況認知の深まり・広がり、保育者の見方、子どもの数と保育者のかかわりの変化がもたらす雰囲気の変化などの要因の絡み合いによって子どもの時間外保育の捉えは変化し、子どもにとっての意味は一様ではない。楽しく思ったりつらく思ったりする。一日の中にもそれはある。年齢と共に弁えていくというのでもない。詳細な事情が察知できることで、自分の思いを強く主張することもある。A4版、総頁数214頁中8頁。
  単著   県立新潟女子短期大学研究紀要 第36集p.55~62      1999/03


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.