カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「遊びの充実を求めて」
■ 概要
  遊びの重要性が指摘される中、多くの事例を通して、遊びが充実するために、保育方法として必要なことを考えた。
多様にある保育方法のどれもメリットとデメリットがあり、それだけを取り出して良し悪しを論じることはできない。方法の良し悪しではなく、その時どきの保育者の思いに目を向けることが必要である。どんなふうな思いでやってどうだったのか、その時の状況や子どもとの関係をどんなふうに判断していたのか、そこには自分のどんな枠組が潜んでいたのか、などを自覚化し、それらを総合的に判断することで、その方法の妥当性は論じられる。そして妥当性検討の過程は次の子ども理解と保育方法を生み出していく。東京家政大学教授 柴崎正行編 筆者は第6章(p.148~174)担当。B4版、総頁220頁。

  単著   建帛社『保育方法の探究』柴崎正行編 第6章 p.148~174      1994/05


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