カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「食事の取り組みに見る子どもの主体性」
■ 概要
  食事の時間になっても部屋に入って来ない数人の年長児の姿をきっかけに、子どもが自分のお腹にきいて好きな時間に食事を摂るという試みを開始し、記録を取って子どもの姿を見続けながら検討と実践を重ねた保育につき合い、そこで見られた子どもの姿を考察した。
この過程で子どもが自分で判断して行為していることに着目し、「子どもがその状況の中で自分で決定し何かを行うこと」を「主体性」と呼ぶならば、この取り組みで子どもが見せた変化は、そのひとつひとつが「主体性」のつぶつぶであると言えると結論した。B5版、総頁数149頁中50頁。

  単著   金城学院大学論集 通巻第 151号(人間科学編第18号)p.73~122      1993/03


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