カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「保育行為の(判断の)根拠を問いかけ合ってみようと保育現場で試みて-一保育研究志願者の模索-」
■ 概要
  学術雑誌
保育学を保育行為の(判断の)根拠を検討する学問と捉えるスタンスから、私がかかわった公開保育の反省事例の中に、保育における研究のあり方を探った。
自分が持ってしまっている価値を意図的に一旦括弧に入れる必要がある。疑問に思うことを自覚的に取り出すということは、自分の価値に対して距離をおこうとすることで、それはすでに研究のスタンスである。保育はまさに実践そのものであり、いかなる保育研究もその中核や基底に実践はある。だが、自分の価値の括弧入れができるか否かが、実践にかかわってそれが保育の研究になるか否かの分かれ目であると論じた。A4版、頁数 頁中 頁。

  単著   ミネルヴァ書房「発達」第15巻第58号p.47~53      1994/04


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