カナザワ タエコ
  金澤 妙子   文学部 教育学科   教授
■ 標題
  「今、園に求められていること-保育の主体性と流行という視点に立って-」
■ 概要
  保育所や幼稚園には、親や地域の側から多様な要望があり、すでに“流行”と呼び得る現象も見られる。このような状況に無条件に流されれば、そうした保育は主体性を欠いていると言わねばならないし、その姿勢はまさに“流行を追っている”ことになる。
変動する社会の中で、保育が流されてしまうことなく主体的に行われるために保育者としてどうあればいいのかを以下の3点に論じた。 (1) 時代の要請を負って立つ姿勢-親のニーズを受け止めることから始まる (2) 時代の要請を検討する姿勢-子どもにとっての意味を問うこと (3) 判断を自分が担っているという自覚。A4版、総頁数127頁中9頁。

  単著   ミネルヴァ書房「発達」第13巻第50号p.61~69      1992/04


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