タカサワ シュウイチ
  髙沢 修一   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  明治期の沖縄税制に対する儒教思想からのアプローチ ー宮古諸島及び八重山諸島の定額人頭賦課型年貢制度(人頭税)の分析
■ 概要
  明治期の沖縄では、廃藩置県後も宮古諸島及び八重山諸島の定額人頭賦課型年貢制度(以下、「人頭税」とする)が残滓していた。通説では、先島諸島を沖縄本島と区別して人頭税が課税されたとするが、何故、先島諸島にのみ人頭税が残滓していたのかついて明確な学説が存在しない。よって、本稿では、名子制度とも関連性を有する先島諸島の人頭税が有する特性について解明することを研究目的として明治期の沖縄税制に対して儒教思想からのアプローチを試みたのである。
  単著   経営論集   大東文化大学経営学会   (44),45-56頁   2023/03


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