タカサワ シュウイチ
  髙沢 修一   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  韓国財閥のファミリービジネス
■ 概要
  現在、韓国の財政や経済を支えている存在は、韓国GDP(国内総生産)の4分の3を占めている韓国財閥(Korean Chaebol)であるが、韓国財閥は、血縁、婚縁(婚脈)、学縁(学閥)、地縁というインフォーマル・ネットワークにより結びついている。そして、韓国財閥は、創業家が少数持株でグループ全体を支配するという循環出資を採用しているのである。また、韓国財閥のファミリービジネスは、儒教思想の影響を強く受け、男尊女卑や男系長子相続と大家族主義を前提とする経営手法を採用している。そのため、本書では、韓国財閥のファミリービジネスを分析するために、社会科学の視点から多角的な検証を試みたのであある。
  髙沢修一
  単著   財経詳報社      2020/06


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