タカサワ シュウイチ
  髙沢 修一   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  特殊な事業承継における人的承継と関連税制の検討
■ 概要
  事業承継税制は、昭和58(1983)年度税制改正において、「取引相場のない株式等に係る特例」及び「小規模宅地等の相続税の課税の特例」を主柱として成立した。この事業承継税制が、非上場会社の経営者の円滑な事業承継に果たした役割の重要性は高く評価される。しかしながら、事業承継税制が誕生した当時と現在とでは、企業経営を取り巻く経営環境も大きく変化し、事業承継を巡る新しい論点も生まれており、事業承継税制を再検討するべき時期を迎えている。よって、本論文では、事業承継税制では触れられていない特殊な事業承継(農業相続人・宗教法人・清酒製造業者)における人的承継と関連税制について検討したのである。
  単著   税制研究   税制経営研究所   (69),106-115頁   2016/03


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