タカサワ シュウイチ
  髙沢 修一   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  法人税法会計論
■ 概要
  本書では、税務会計の有する「会計学」と「税法学」という二つの相互に関連性を有する構成要素のシステム性に注目した。例えば、本書で取り上げる「法人税法会計」は、収得税(法人税)に対応した会計システムであり、「財産税務会計」とは、財産税(相続税)に対応した会計システムであると認識できる。よって、本書は、以下のとおり、全三編から構成されている。第Ⅰ編「法人税法会計の構造」では、税務会計を構成する「法人税法会計」と「財産税務会計」の構造について解説した。次いで、第Ⅱ編「法人税法会計の計算」では、法人税法の計算システムを理解できるように、法人税法会計上の「益金の額の計算」と「損金の額の計算」を中心に解説した。そして、第Ⅲ編「法人の税務戦略」では、法人の行っている国際的な税務戦略や法人税のタックス・プランニングとそれに対応した税制について解説した。
  単著   森山書店   173頁   2010/05


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