イノウエ タカコ
  井上 貴子   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  南インド近代における「芸術」イデオロギーに関する考察
■ 概要
  西洋ロマン主義の時代に、インド思想の影響を受けつつ成立した自律的な「芸術」という思想が、イデオロギー的に作用したことは逆に、インドにおいて、古典舞踊を、娼婦とみなされた女性たち、即ち、舞踊の従来の担い手から切り離し、芸術としての舞踊の再生に寄与したばかりでなく、インドの伝統芸術再編の過程における古典舞踊の地位を著しく上昇させた。 総頁数 209頁中 1-14頁。
  単著   名古屋芸術大学研究紀要 第16巻      1995/03


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