イノウエ タカコ
  井上 貴子   国際関係学部 国際文化学科   教授
■ 標題
  ジェンダーと音楽学-問題点と可能性-
■ 概要
  ジェンダー概念を音楽学に適用するための方向性を、フェミニズム批評とジェンダーの歴史化という二つの側面から検討し、その理論と方向性を明らかにする。さらに、ポストモダンの哲学に対するフェミニストの批判をふまえて、インドのサバルタン・スタディーズ(下からの歴史学)における議論に言及しつつ、「研究主体の本質主義」ともいうべき、新たな研究スタンスの可能性について論じる。 総頁数 125頁中21-38頁。(レフリー制有)
  単著   東洋音楽学会誌〈東洋音楽研究〉第62号      1997/08


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