タキグチ アキコ
  滝口 明子   国際関係学部 国際関係学科   教授
■ 標題
  『英国紅茶論争』講談社選書メチエ
■ 概要
  茶はもともと中国を中心とする東洋の飲み物であり、17世紀初め頃オランダ人によってヨーロッパへの輸入が始まった。イギリスでは18世紀末には「日常生活の必需品」と呼ばれるほど普及する。しかしこのアジア産のハーブが定着するまでには、医者、宗教家、慈善家、学者などによる激しい論争があった。本書は17世紀から18世紀の茶論争をたどることによって茶文化の形成過程を明らかにし、茶をとおしてイギリスの文化や社会の特質を考察した新しい分野の研究である。全252頁。

  単著   講談社選書メチエ      1996/08


Copyright(C) 2011 Daito Bunka University, All rights reserved.