フクシマ ヒトシ
  福島 斉   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  先天性骨化性線維異形成症の2症例
■ 概要
  本論文は小児期に発症した先天性骨化性線維異形成症の2症例の経過についての報告である。当疾患は筋膜、腱膜、靱帯などの線維性結合織に多発性の異所性骨化が生じるものである。慢性進行性に経過し最終的には全身が強直し、胸部の強直による呼吸不全や心不全、開口制限による栄養障害などにより生命予後は不良である。内科的治療は無効であり骨化巣の外科的切除は再発が多い。症例のうち1例は45歳であるが車椅子にてADLは軽介助であり本邦報告例では最高齢であると思われた。共著者名 水貝直人(主)、田中祐茂、岩谷力、谷口和彦、福島斉 総頁数187P中32-35P 福島斉は、外来診療を協力した。
  共著   東日本小児整形外科学会誌第1巻第1号 同学会発行      1990/12


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