フクシマ ヒトシ
  福島 斉   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  分娩時頚髄損傷の3例
■ 概要
  本論文は骨髄位分娩にて生じた頚髄損傷の3例について述べた。発症機序については、脊椎の長軸方向への索引、頚部の過伸展、頭部の過回旋、腕神経損傷などが考えられる。臨床症状としては筋緊張低下を伴う四肢麻痺、腹式呼吸、膀胱直腸障害、発汗障害(体温調節機能障害)などがあり、妊娠・分娩時に異常があり上記の症状があれば頚髄損傷が疑える。予防法としてエコーで胎児の状況を把握し帝王切開による分娩をすることも考えられる。(研究協力者 谷口和彦、岩谷力、志村浩二、萩野恵理子、水貝直人、田中裕茂)総頁数187P中132-134P
  単著   東日本小児整形外科学会誌第1巻第1号 同学会発行      1990/12


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