フクシマ　ヒトシ   福島　斉   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授

■ 標題   腰部脊柱管内ganglioneuromaの１例

■ 概要   本論文は13歳女子の腰部脊柱管内に存在した、発症後８年経過したganglioneuroma（神経節細胞腫）の手術例について述べた。本例では５歳時より腰部脊柱管内に同腫瘍が存在したが、摘出までの８年間にわたり麻痺の進行はごく軽度であり、成長期にもかかわらず腰椎変形の進行もほとんどみとめられなかった。同腫瘍は交感神経系より生ずる腫瘍であり、成熟・分化度が高く、転移は一般的にない。腰部脊柱管内発生例は珍しく本邦では46例であった。（研究協力者　田中弘美、都築暢之、加藤浩、星地亜都司）総頁数122P中（135-140P…第１号からの通し頁）   単著   関東整形災害外科学会誌第19巻第２号　同学会発行      1988/04

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