フクシマ ヒトシ
  福島 斉   スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科   教授
■ 標題
  大腿骨骨折、足関節外果骨折を伴った特発性一過性大腿骨頭萎縮症の1例
■ 概要
  本論文は一過性大腿骨頭萎縮症に2箇所の骨折を合併した症例の報告である。症例は41歳女性で妊娠27週時に右大腿骨頚部骨折にて入院、分娩後に人工骨頭置換術を行った。妊娠時特発性一過性大腿骨頭萎縮症は児頭による閉鎖神経圧迫説、静脈還流障害説、交感神経由来の骨萎縮説があるが推論の域を出ない。本疾患は自然治癒をするが経過中に病的骨折を合併することは稀であり2箇所以上の報告はない。(研究協力者 小島達自、阿部績、田中秀、清水学、米沢郁穂)総頁数163P中(519-522P…第1号から通し頁のため)
  単著   関東整形災害外科学会誌 第25巻 第5号 同学会発行      1994/10


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