オオツキ ミノル
  大月 実   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  学部および大学院に於ける英語学教育に関する考察
■ 概要
  英語学教育の戦略は、その目的により異なる。知識の習得に比重を置く学部の場合は、英語学自体の下位分野の正確な理解が求められるが、一方、知的探究と発見を主眼とする大学院の場合は、英語学が基礎としている諸学問も含めた知識の創造的運用が求められる。英語学教育においては、両者の違いが従来必ずしも充分に認識されてこなかったが、同じ知識であってもそこには質的な差異が存在する。具体的な戦術と組み合わせることにより教育の効果を更に高め、教職教育の充実と研究者の育成に寄与するものと考えられる。
  単著   言語の世界   言語研究学会   35(1),37-48頁   2017/06


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