オオツキ ミノル
  大月 実   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  命名と名前:命名論の新たな地平
■ 概要
  従来の諸研究を踏まえながら、命名と名前につき総体的に捉えると同時に、いくつかの重要問題に関してそれらを特に掘り下げて考究した。命名・名前の諸機能につき、ヤコブソンの挙げる6つの構成要因・機能と関連させて検討したうえで、そこに関与者という構成要因とその機能(「注意惹起的機能」)の欠落していることを指摘し、また新たに「実体化機能」と「社会的機能」を命名・名前に関わる特徴的な機能として提案。命名の本質に関わる根本問題に関して言語の実態を踏まえて概念的に考察した。
  単著   『認知言語学論考No.7』ひつじ書房(pp.117-167)      2008/09


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