カワチ トシハル
  河内 利治   文学部 書道学科   教授
■ 標題
  書法美学ノート(1)~邱振中氏の「感覚の叙述-古代書論中の言語現象をめぐる研究」(上)
■ 概要
  本稿は邱振中(中国美術学院教授)著『書法的形態与闡釈』重慶出版社1993所収の一篇「感覚的陳述-古代書論中-種語言現象的研究」(P.262-P.285)の全訳とその注釈である。全四章の中から、形容詞を述語とする簡単な描写句の叙述方式の、書法理論中に占める位置、主語と述語の変形、の前半二章を訳出した。従前の書法理論にはない新概念と独自の用語を提起しながら構築された本稿は、書法美学・芸術学の体系を新たに樹立する上で非常に重要である。
  単著   調布日本文化5 P.(119)-P.(133)   調布学園女子短期大学      1995/03


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