ワタナベ ヨシヒコ
  渡辺 良彦   外国語学部 英語学科   教授
■ 標題
  A Case of Reanalysis of Adjuncts as Complements : with Special Reference to Adjectival Complements from the Perspective of Historical Change.
■ 概要
  Watanabe(1995)で明らかにされたように、gladは古英語期から中英語期にかけては補部は何もとらず、右側に従えた要素は基本的に付加詞である。そして、これらの要素は遅くとも近代英語期に入るまでにはすでに補部として機能している。本稿では、that S補部を例に取り上げて、付加詞の補部への「再分析」(reanalysis) という文法規則を新たに提案することによって、このような史的事実の説明を試みる。具体的には(lb)をモデルにして、(la)が(lc)に再分析されると仮定する。 (1)(a)[A’glad]that S (基体の構造) (b)[v’like NP]/[v’like it[s’that S]](モデル) (c)[A’glad[s’that S]](派生構造)総頁数 128頁中 103- 109頁。
  渡辺良彦
  単著   『言語文化研究』   松山大学学術研究会   15(2),103-109頁   1996/03


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