ヤマザキ マサノリ
  山崎 雅教   経営学部 経営学科   教授
■ 標題
  『英国におけるコーポレート・ガバナンスと取締役報酬開示規制について-コーポレート・ガバナンス改革のための各報告書を中心として-』
■ 概要
  本稿では、1990年代に英国で生じた企業不祥事との関連で、その後に公表されたコーポレート・ガバナンスに関する一連の報告書をレビューしている。特に、取締役報酬に関する情報開示の問題が各報告書でどのように取り上げられているかの変遷をみることにより、その問題の重要性、さらには、英国での当該問題への取り組む姿勢を明らかにしている。具体的には、取締役報酬開示の重要性、取締役の経営機構における位置づけを明らかにした上で、キャドベリー報告書、グリーンベリー報告書、ハンペル報告書、総合規範、さらには取締役報酬報告規則2002を取り上げることにより、取締役報酬開示とコーポレート・ガバナンスの関連を検討している。(83-98頁)
  単著   『経営論集』   (大東文化大学経営学会)   (第11号)   2006/02


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